西東京市 入浴について
2017-07-29
夏になると、入浴せずにシャワーだけで済ましてしまう方もいらっしゃると思いますが、入浴には、心地の良い眠気の誘発、冷房による冷え性や肩こりなどの体の不調の和らげる、ダルさや疲労の回復など多様な良い影響があります。
1、ダルさ、疲れにそれに対し入浴する事によって、副交感神経の活動が優位になります。
副交感神経が働くと心拍数は安らぎ、筋肉も弛緩し、血管も弛緩します。又、胃腸の働きがさかんになり、新陳代謝が促されます。
反対に、交感神経が働くと心拍数が上昇し、筋肉はかたくなり、血管が収縮して細くなります。なので、副交感神経の活動を優位にする事によって、血管がひろがって、全身の血液の循環がよくなります。それにより、全身にたまった老廃物を流してくれて、疲労回復にもつながります。
2、冷房による冷え、それに伴う頭痛、肩こりなどにそれに対して
冷房のききすぎなどで外気温と室温の差が大きくなると、自律神経のバランスが崩れ、体温調節働きにくるいが生じます。これにより真夏でも体が冷えた様子になり、頭痛、肩こり、腰痛など様々な身体の不調を引き起こしてしまいます。
この場合、交感神経が優位になってしまっています。この状態にたいしても、入浴を行う事で、副交感神経の活動が活発となり、自律神経のバランスを整えてくれます。
3、睡眠に対して
人の体は、深部体温が下がりはじめると眠気がでてきて、下がるにつれて眠気が増していきます。けれども、真夏の暑い季節では、夜でも気温が高いため深部体温が下がりにくく、それにより自然な眠りに入れず、睡眠が浅くなってしまいます。
深部体温とは、日頃私たちが測る体温とは違って体の中心部の温度の事を指します。この就寝前の深部体温を下げる手助けをするのが入浴です。
入浴すると、一時的に体温が上昇します。また入浴後は、血管がひらいている為に熱が放散されやすい体になり、結果として体温が下がっていきます。それにより、入浴をしない時よりも体温がスムーズに下がり、深い睡眠が得られます。
最後に入浴の仕方ですが、寝る1時ほど前を意識して入浴して、38℃から40℃くらいのぬるめのお湯に15分から20分ぐらいちょっと長い時間浸かりましょう。
42℃以上のお湯に浸かってしまうと、副交感神経ではなく交感神経の活動が優位になってしまうので配慮しましょう。
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